こんにちは、Sappiです。
会社で苦手なお客さんや経営陣と話すとき、緊張して自分が何を話しているかわからなくなる時、ありませんか?
「もっとうまくコミュニケーションできたら、営業成績あがるのに・・!」
「社長と話す時、緊張してしどろもどろになる。頼りなく見えてしまうかなぁ。」
そんな時に使える緊張を和らげる方法をお伝えしていきます!
ちなみに、SappiはNLP(神経言語プログラミング)という心理学セミナーを受講しています。
そこで学んだ手法を会社で実践しています。私が学んでいるNLPスクールはこちら。
なぜ苦手なお客さんや経営陣に対して緊張するのか?
そもそも、なぜ苦手な相手に対して緊張するのでしょうか?
①過去にミスをしてしまい、相手から叱責された経験がある。トラウマになっている。
➁自分と性格が合わない。(例:自分はのんびりタイプ、相手はせかせかタイプ)
➂相手の役職や権威に対して、身構えてしまう。
④相手が人をよく観察するタイプで、自分の本心が見透かされていると感じている。
こういった理由があげられます。
特に④のような人が苦手な人は、感受性が高いタイプではないでしょうか?
①オウム返しで会話中の緊張を和らげる
オウム返し、別名バックトラッキングといいますが、相手の言ったことを繰り返すことです。
Mr. A: 「この案件については、ターゲットを20~30代に絞って展開したいと思います。」
自分:「承知しました。ターゲットを20~30代に絞って展開ですね。」
こんな感じで、相手の言ったことを繰り返します。全く同じ文章を繰り返すと、「からかってる・・・?」と思われるので、大切な部分のみを繰り返したり、要約して繰り返したりします。
こうすることで、以下のメリットがあります。
- 緊張して相手の発言を聞き逃すミスがなくなる
- 自分が繰り返すことで、相手の発言をきちんと理解しています、という安心感を与える
- 自分が繰り返している時間に、次に話すことを考える余裕ができる
- 会話の流れを相手と自分の双方でつくっていける
➁ペーシングやミラーリングで相手に合わせる
ペーシングやミラーリングはコミュニケーションでよく用いられる手法です。
ペーシングは、相手の呼吸や話す速さ、声のトーンに、自分も同調していきます。
例えば、相手が早口で覇気のある声で話ししていたら、自分もそれに合わせてみる。呼吸は話している最中に胸やお腹の動きを見て、ゆったり呼吸しているか、浅く呼吸しているかを観察して、自分のその呼吸のペースに合わせてみる。
ミラーリングは、相手の動作、表情を観察し、自分も同じように合わせていきます。
例えば、右手で顎を触りながら話ししてたら、自分も左手(相手が対面の場合、ミラーになるので反対の手で)で顎付近に手を近づける。相手がコーヒーを飲むと、自分も飲んでみる。
ミラーリングもオウム返しのように、あからさまに相手の真似をすると相手が気づく可能性があるので、それとなく、さりげなくやってみてください。←む、難しいww
ペーシングとミラーリングを会話中にすることで、相手が「あれ、何か心地いい」と感じてくれます。
なぜなら、自分が相手に徹底的に合わせているから、相手は何のストレスも感じることなく話すことができるからです。
実際にこの手法で商談に挑んだビジネスマンが、ミラーリング、ペーシング、オウム返しに集中して会話したところ、商談についての交渉はほとんどせずに、契約に至った成功例もあるようです。
結局、緊張を和らげる仕組みって何?
「NLPの手法ばかり書いてるけど、緊張を和らげるってどういうことなの?」
勘のいい方は気づいているかもしれません。
答えは、「相手に集中すること」です。
緊張するのは、意識が自分に向いているから、「相手が自分をどう見て、どう思ってるか」が気になっている結果です。
なので自分の意識を相手に集中させて、相手の体の動き、発言、呼吸の深さ等を観察し、徹底的に自分もそれに合わせていきましょう。
その時に大切なのは、相手を尊重する気持ちです。
「私は、あなたやあなたの発言を尊重しています。」
こういった相手の自己肯定感を満たすオーラを醸し出してみてください。
私もこの手法を継続中です。意識しないと忘れてしまうので、「よし、今から相手を尊重して会話するぞ」と決めて試してみてください。きっと、相手の反応も変わってきますよ(^▽^)/